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防水携帯は罪

おひとりさまの老後おひとりさまの老後
(2007/07)
上野 千鶴子

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話題になっている本だし、何と言ってもタイトルのインパクトに惹かれて読んでみた。
私もいつかひとりになるんじゃないか、という漠然とした不安を抱えて生きている。
男性と女性の平均寿命の差&夫より私の方が5つ年下だし、このまま子どもがいない確率も高そうなので。
しかし、この本を読むと、
「結婚してもしなくても、みんな最後にはひとりになる」
ということが、今更ながら再確認できる。

みんなひとりになるのは分かったが、ではどうやって生きていくのか?
この本には、主にソフト面が書かれている。
介護されることを受け入れ、気持ち良く介護されるための十箇条のくだりは、なるほどそういう考え方もあったのか!と感心した。
ただ…基本的に群れるのが苦手な私にとって、友人をたくさん作るのは無理かなーと思ってしまう。
それに、団塊ジュニア世代を一括りにして論じている部分も気に入らない。
同じ世代だってね、色んな人がいるんですぅ!(←団塊ジュニア世代のど真ん中)

私がこの本を読んで、何よりも一番ハッとしたのは、ある小説を引用し、
“不倫中の人妻が入浴中に急死し、浴槽に携帯電話を落としてメモリを台無しにした”
というくだり。
彼女は最後の力をふりしぼって、携帯をバスタブに沈めたのだ。
もちろん、不倫がばれない様に。
彼女の携帯がもし防水携帯だったら、遺された家族が気の毒すぎる。
防水携帯って、おそろしい子!

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